分譲マンションの全戸加入型インターネットとフレッツ光の 上手な共存方法があった!
NTTフレッツ光マンションタイプ 提供条件緩和ってどういうこと?
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101015_flets_hikari/
私見ですが解説してみます。
【NTTは光配線方式でフレッツを提供したいが、既存マンションではNGばかり】
NTTはフレッツ光を【光配線方式】で普及させたいんですね。他方式と比較して、NTTのメリットが圧倒的に大きいからです。
①マンション共用部には配線(もしくはスプリッタ)だけなので、機器設置工事不要で、設置スペースや熱対策に悩まなくて済み、保守も単純。
②マンション共用部で、電気を使わないから、電気料金支払いに関する管理組合との事務手続きもいらない。
しかし既存マンションでは、【NTTの光配線方式】のために都合良く配管が使えないことは多く、中規模以上のマンションでは、ことごとく導入できないケースがあるのです。
NTTから管理組合側に工事費用負担を求めることは出来ないですから、そういう場合は【フレッツ提供NG】となっていますが、実は管理組合が共用配管費用を負担することで提供可能にできるケースはいくらでもあるのです。
実際NTTが管理会社などに対して「昔VDSL方式でNGになったような小さいマンションをもう一度光配線方式で調査させて欲しい」というお願いをしていることも噂として聞こえていました。ですから最低数引き下げというのは、まったくうなずけるもので、お客様向けというより、NTT都合による引き下げだと思っています。
本来、フレッツ光には、大きく3種類の配線方式があります。マンションごとの状況にあわせて最適な選択と提案があるべきなのですが、NTT側はマンション個別事情なんて加味してられないので、最近NTTはフレッツ光(マンションタイプ)といえば【光配線方式】オンリーで調査してきますので、NG出まくりだったのです(設置不可が続出だった)。
1.光配線方式 → NTTはこの方式でドンドン進めたいが、既設マンションの後付では要配管でNG多い。
・電話局と自宅を光ファイバーケーブルで結ぶ、いわゆるFTTHのこと。
・マンション共用部には配線だけ通せば良く共用部で電源が不要。
・初期工事は配線だけ、機器設置スペースや熱対策に悩まなくて済む。
・電源が必要な光終端装置(ONU)は、お部屋の中なので、ONUの電気料金は利用者負担。
・フレッツ・テレビ(地デジのアンテナになる)が利用出来る。(687円/月も出すなら共用アンテナ建てたほうが安いけどねw)
2.LAN配線方式 → 光配線方式がNGとなった場合に、代替案として検討してもらえる場合もあるが、既存LAN配線側のサービスとの二重負担や共存等で問題となり導入できない場合も多い。
・電話局からマンションMDFまでは光で引き込み、MDFから各部屋へはLANケーブルで結ぶ方式。
・LAN配線はマンション側の資産で敷設済のものを使う場合が多い。
・マンション共用部(MDF室等)に共用ネットワーク機器(電源付きのスイッチングハブ)設置が必要となり、設置スペース、熱や騒音対策等を考慮する必要がある。
・共用ネットワーク機器の電気料金支払いに関する管理組合との事務手続きが必要。(年払いにして、少し多めに支払う等)
3.VDSL方式 → LAN配線のない既存建物にはVDSL方式が主流だったが、一巡したので、最近の物件では少なくなっている。
・電話局からマンションMDFまでは光で引き込み、MDFから各部屋へは電話線に重畳して送る方式。
・電話配線がない建物はないので、共用部に機器設置スペースが確保できさえすれば導入可能だが、但し、熱や騒音対策等はいろいろ検討が必要となる。
・光配線やLAN方式に比べると、性能面(高周波干渉を受けやすい)や信頼性(温度が高いので、どうしても経年劣化が早め)で劣り、また加入工事や撤去工事が毎回発生し、電話のジャンパ工事がいろいろとややこしい。
・共用ネットワーク機器の電気料金支払いに関する管理組合との事務手続きが必要。(年払いにして、少し多めに支払う等)
【現実的な解決策は?】
マンションの現状の全戸型インターネットサービスとの共存や、設置スペース制約等、総合的に勘案して、マンションごとに最適な組み合わせを自分で考えるしかないのが現実でしょう。しかし素人目には運用面や通信事業者側の事情まで勘案することは不可能だと思います。ましてや、今の全戸型を提供している既存の業者だと、本当のソリューションは提示してくれないのは自明の理です。
もし真剣に、これらを総合的に提案してみようとお考えでしたら、㈱ドリーム・トレイン・インターネットがマンション向けISPとして提供している「サイラスネット」というサービスに相談してみるといいかも知れません。問い合わせ先 0120-432-432 (フリーダイアル 24時間 365日)
このISPは、あまり知られていませんが、野村不動産のプラウド系の全戸加入を中心に、約10年で数万世帯にサービスを提供しており、かなりきめ細かい柔軟な顧客サービスで定評があり「野村に住むならサイラスネット」とまで言われているマンション専業ISPです。全戸加入型サービスとフレッツの任意加入の同時提供サービスなどもいち早く開始しており、他社サービスからの乗換が多いのは地味でマジメな事業者の証拠だと思います。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101015_flets_hikari/
私見ですが解説してみます。
【NTTは光配線方式でフレッツを提供したいが、既存マンションではNGばかり】
NTTはフレッツ光を【光配線方式】で普及させたいんですね。他方式と比較して、NTTのメリットが圧倒的に大きいからです。
①マンション共用部には配線(もしくはスプリッタ)だけなので、機器設置工事不要で、設置スペースや熱対策に悩まなくて済み、保守も単純。
②マンション共用部で、電気を使わないから、電気料金支払いに関する管理組合との事務手続きもいらない。
しかし既存マンションでは、【NTTの光配線方式】のために都合良く配管が使えないことは多く、中規模以上のマンションでは、ことごとく導入できないケースがあるのです。
NTTから管理組合側に工事費用負担を求めることは出来ないですから、そういう場合は【フレッツ提供NG】となっていますが、実は管理組合が共用配管費用を負担することで提供可能にできるケースはいくらでもあるのです。
実際NTTが管理会社などに対して「昔VDSL方式でNGになったような小さいマンションをもう一度光配線方式で調査させて欲しい」というお願いをしていることも噂として聞こえていました。ですから最低数引き下げというのは、まったくうなずけるもので、お客様向けというより、NTT都合による引き下げだと思っています。
本来、フレッツ光には、大きく3種類の配線方式があります。マンションごとの状況にあわせて最適な選択と提案があるべきなのですが、NTT側はマンション個別事情なんて加味してられないので、最近NTTはフレッツ光(マンションタイプ)といえば【光配線方式】オンリーで調査してきますので、NG出まくりだったのです(設置不可が続出だった)。
1.光配線方式 → NTTはこの方式でドンドン進めたいが、既設マンションの後付では要配管でNG多い。
・電話局と自宅を光ファイバーケーブルで結ぶ、いわゆるFTTHのこと。
・マンション共用部には配線だけ通せば良く共用部で電源が不要。
・初期工事は配線だけ、機器設置スペースや熱対策に悩まなくて済む。
・電源が必要な光終端装置(ONU)は、お部屋の中なので、ONUの電気料金は利用者負担。
・フレッツ・テレビ(地デジのアンテナになる)が利用出来る。(687円/月も出すなら共用アンテナ建てたほうが安いけどねw)
2.LAN配線方式 → 光配線方式がNGとなった場合に、代替案として検討してもらえる場合もあるが、既存LAN配線側のサービスとの二重負担や共存等で問題となり導入できない場合も多い。
・電話局からマンションMDFまでは光で引き込み、MDFから各部屋へはLANケーブルで結ぶ方式。
・LAN配線はマンション側の資産で敷設済のものを使う場合が多い。
・マンション共用部(MDF室等)に共用ネットワーク機器(電源付きのスイッチングハブ)設置が必要となり、設置スペース、熱や騒音対策等を考慮する必要がある。
・共用ネットワーク機器の電気料金支払いに関する管理組合との事務手続きが必要。(年払いにして、少し多めに支払う等)
3.VDSL方式 → LAN配線のない既存建物にはVDSL方式が主流だったが、一巡したので、最近の物件では少なくなっている。
・電話局からマンションMDFまでは光で引き込み、MDFから各部屋へは電話線に重畳して送る方式。
・電話配線がない建物はないので、共用部に機器設置スペースが確保できさえすれば導入可能だが、但し、熱や騒音対策等はいろいろ検討が必要となる。
・光配線やLAN方式に比べると、性能面(高周波干渉を受けやすい)や信頼性(温度が高いので、どうしても経年劣化が早め)で劣り、また加入工事や撤去工事が毎回発生し、電話のジャンパ工事がいろいろとややこしい。
・共用ネットワーク機器の電気料金支払いに関する管理組合との事務手続きが必要。(年払いにして、少し多めに支払う等)
【現実的な解決策は?】
マンションの現状の全戸型インターネットサービスとの共存や、設置スペース制約等、総合的に勘案して、マンションごとに最適な組み合わせを自分で考えるしかないのが現実でしょう。しかし素人目には運用面や通信事業者側の事情まで勘案することは不可能だと思います。ましてや、今の全戸型を提供している既存の業者だと、本当のソリューションは提示してくれないのは自明の理です。
もし真剣に、これらを総合的に提案してみようとお考えでしたら、㈱ドリーム・トレイン・インターネットがマンション向けISPとして提供している「サイラスネット」というサービスに相談してみるといいかも知れません。問い合わせ先 0120-432-432 (フリーダイアル 24時間 365日)
このISPは、あまり知られていませんが、野村不動産のプラウド系の全戸加入を中心に、約10年で数万世帯にサービスを提供しており、かなりきめ細かい柔軟な顧客サービスで定評があり「野村に住むならサイラスネット」とまで言われているマンション専業ISPです。全戸加入型サービスとフレッツの任意加入の同時提供サービスなどもいち早く開始しており、他社サービスからの乗換が多いのは地味でマジメな事業者の証拠だと思います。
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