小さなチーム、大きな仕事 by ジェイソン・フリード他
この本は、面白いですね。痛快です。「うんうん。そうだそうだ!」と頷きながらワクワク読んじゃいました。
先入観や既成概念をぶち壊して成功している中小企業「37signals」が実際にやっていることが「真似できるもんなら、やってみな?」と、そのまま書いてある感じです。
ヒントがいっぱい詰まってます。「こういう風に痛快にやってみたいなー」って思うはず。
抜き書きします。誰しもきっと読んでみたくなるはず。
<見直す>・計画は予想に過ぎない - 制御できない要素が沢山あるのに、計画しただけで制御した気になってないか?・会社の規模なんて気にしない - 持続的で利益の出るビジネスをやってるなら、大小関係なく誇るべきことだ。
<先に進む>・世界にささやかに貢献する - 胸を張って、誇りを持って働けることをしよう。・あなたに必要なものを作る - 自分が使いたいものを作れ。それが最も単純で確実。・外部資金は最終手段 - まず投資家の顔色を見るようになって、自分のコントロールを失うよ。・新興企業でなく企業で始めよう - 利益なしでマイナスからスタートするのが当たり前だと思い込んでないか?
<進展>・中途半端な製品でなく、半分の製品 - 全部実現しようとするな。削って削って中核だけやれ。・キュレータになれ - 自分たちの信じるものをドンドン啓蒙しろ。・ツールよりも中身が大事 - ヴァン・ヘイレンと同じギター持ってもヴァン・ヘイレンにはなれないよ。(実際この例えで書いてあるw)ヴァン・ヘイレンはどんなギター弾いてもヴァン・ヘイレンの音になる。・いま、始める - アーダコーダ待ってても、良いタイミングなんて来やしない。いまやれ。
<生産性>・やめたほうがいいものを考える - なぜ行うのか?/どういった問題を解決するのか?/これは本当に役に立つのか?/なにか価値を加えているか?/それは行動を変えるのか?/もっと簡単な方法はないのか?/かわりに何をすることができるのか?/本当にその価値があるのか?・邪魔が入る環境では生産性は上がらない - 割り込みや中断の繰り返しでは、生産性なんかあがらない。・睡眠を取ろう - 頑固になる/創造性が枯渇/士気の低下/短気になる/間違った判断・会議は有害 - 可能な限り少人数で/明確な議題を設定/具体的な問題から/会議室でなく現場で実際のものを指差し本質的な変更点を提案する/解決策を出して終了し、誰かに実行責任を負わせる。
<競争相手>
・商品をありふれたものにしない - 真似させない一番の方法は「あなた自身をサービスの一部にする」こと。
私にもできるかも?やろう!って気になっちゃいますよ!オススメです。
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