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健康寿命を延ばすための食生活 by 川嶋 朗

これまた 川嶋 朗さんの記事より。 健康寿命を延ばす食生活 についてのアドバイスをメモ。 ①全粒穀物をとる 全粒穀物とは、未精白で茶色がかった自然のままの殻粒のこと。 玄米、全粒粉の小麦などの全粒穀物は食物繊維が多く、消化吸収が遅いので、血糖値の上昇がゆるやか。 ②よく噛んで食事を摂る ひと口30回以上、玄米なら100回以上噛む。よく噛むと食物の消化が助けられ、栄養の吸収がよくなる(あしたのジョー思い出した)。少しの食べ物で血糖値がゆるやかに上がり満腹感が得られるので、食べ過ぎの抑制にもなる。 ③食物繊維を摂る 食物繊維が豊富な食品は低エネルギーのものが多く、肥満になりにくく、糖質や脂質の吸収をゆるやかにしてくれる。また善玉菌を増やしてくれたり、便秘解消にも。 ④果物は控えめに 果物は美容と健康によい食品の代表にいわれるが、果糖の摂り過ぎは、太り過ぎや脂肪肝の原因となる。食べ過ぎないように。 ⑤水分は1日1~1.5L摂る できれば温かいもの、無糖のものを飲むように心掛けること。カテキンが豊富な緑茶も良いが、カフェインも入っているため寝る前は避け、ノンカフェインのお茶を。 ⑥1日1回きのこ類を摂る エノキタケ、マイタケなどのきのこ類は、低カロリーでビタミンやミネラルが多く、食物繊維も豊富で、便秘予防に働くので、意識して摂ること。またきのこの中には、免疫力を高めるとされるものもある。 ⑦青魚を摂る 青魚には多くの栄養素がバランスよく含まれている。 なかでも、魚油で知られる必須脂肪酸のEPAやDHAは、血液をいわゆる”サラサラ”にし、コレステロールなどにも働きかけ動脈硬化を防ぐなどの作用がある。 ⑧1日30品目摂ることを目標に 好きなものや同じものだけ食べていると当然栄養が偏り、からだに不調が出てくる。 いろいろな食材を食べることを心掛けること。 いくら体に良いとされる食品でも、その1種類だけを食べるのはよくない。 ⑨塩はなるべく控える 食塩の摂り過ぎは、脳卒中や心臓病などの循環器系疾病、肝機能障害を起こしやすくすることがわかっている。胃がんの予防でも減塩が勧められる(食塩自体は発がん物質ではない)。 日本人の食生活で塩分が不足することはないので、とにかく塩分を控えること。 ⑩動物性脂肪は摂り過ぎ

免疫力を高める by 川嶋 朗

薬品会社の健康冊子に「免疫力を高める」の記事が出ていたので、抜き書きします。 筆者は、東京女子医大の自然医療部門のお医者さんですね。 最近は免疫のメカニズムもかなり解明されてるのですね。 ①体を冷やさない からだが冷えると、血流が悪くなって免疫に関わるリンパ球の働きが悪くなる。 体温が低いと傷ついた細胞の修復に働く酵素や遺伝子の働きが弱くなる。 夏でも冷たいものばかり飲食しない、ゆっくり入浴する、ウォーキングなどの適度な運動をするなどで、冷えを予防せよ! ②腸内環境を整える 腸管免疫といって、腸には重要な免疫システムがあり多くの免疫細胞が働いている。 腸内に住む細菌には善玉菌と悪玉菌があるが、そのバランスが崩れると免疫力が低下してしまい下痢や便秘のほか、発ガンやアレルギーにも関わる。 乳酸菌を含むヨーグルトや納豆などの発酵食品を毎日の食事にうまく摂り入れること、便通をよくする食物繊維を摂るのがよい。腹巻でお腹を冷やさないことも。 ③野菜をしっかり食べる 免疫力を高めるには1日3回の食事を見直すことが重要。健康によいとされる食品を″ばっかり食べ”するのでなく、さまざまな食品をバランスよく食べるのが良い。 免疫力を高めるには植物性のものがよいということがわかっているため、旬の野菜をしっかり取ろう! ④質の良い睡眠を取る なるべく 午前0時 までには就寝し、充分な睡眠をとること。昼間にほどよくからだを動かすと、眠りやすくなる。

リッツ・カールトン20の秘密

1.書籍名:リッツ・カールトン20の秘密 2.著者名:井上 富紀子 (著), リコ ドゥブランク (著), Ricco DeBlank (原著)  3.目的:世界に名だたるホスピタリティを学ぶため 4.書評:リッツ・カールトンの噂は聞いていましたが、なるほど素晴らしいと感じました。サービス業従事者で「自分の仕事を通じてお客様に喜んでもらえることが楽しい」と思える人は、ファンになると思いますし「自分も仕事を通じて、もっと出来ないかなぁ?もっとやりたいなぁ」と感じるはず。 数々のエピソードを読んでいると、星野リゾートや、ザッポスも、リッツ・カールトンから学んでいることは明らかです。じゃあリッツ・カールトンのネタ元はどこだろう?と読んでいると、もしかするとディズニーランドかも知れないなぁと思いました。 5.おすすめ度:★★★★(5段階評価) 彼等のクレド(こうありたいという願い・信条)を要約すると ①心のこもったおもてなしと快適さを提供する。 ②最高のパーソナル・サービスと施設を提供する。 ③言葉にされない願望やニーズを先読みするサービスの心とともに満ち足りた幸福感を提供する。 であり、私はISPのサポートサービスの領域で、これらをやってゆきたいと思っています。 しかし、マンションのサポート会で、通りがかりのお客様に声をかけ、自分が最も得意で良いと信じるお客様向けクリニックを紹介することを、上司から否定され、サポート会に全くアサインされなくなり、私にとってのPride & Joy「誇りと喜び」は終わっているのが辛いです。

さすがに心筋梗塞は、しんどかった( ;´Д`) @入院中の病床から

2012/5/13(日)夜20:30頃に、急に胸のあたりが痛くなり、なんか身動きもできないほど、苦しくなりました。 中3の息子が冷静に救急車を呼んでくれ、川崎市北部エリアで循環器系の24時間救急受け入れしてくれる「川崎市立多摩病院」へ搬送され 直ぐに「心筋梗塞」と診断され、その場でカテーテルを使った手術を受けました。 結局は動脈硬化が起きてるってことです。今回は心臓の動脈の3本のうち1本が詰まったのですが(他2本の流れはスムースなことは映像で確認済み)、首や脳の動脈が詰まったら脳血栓とかで、生き残ったとしても、麻痺などの後遺症が残るでしょう。  お医者さん曰く、みんな「こんなことは初めてだ」というが、今までの生活の結果なわけで、生活信条を改める以外に再発防止策はないとのこと。  【発作が来ても生き残るために】 胸の奥に「こむら返り」みたいな痛みがきたら「心筋梗塞だ!」と疑い、躊躇せず直ぐに救急車で病院にいくこと。 遅くなればなるほど、心筋の壊死が広がるので少しでも早く! 【再発を防ぐ6つのポイント】 1禁煙 2 自分に合った運動 3 正しい服薬 4 食生活の見直し 5 病気の理解 6 定期的な検査  【命のためにできること】 ◎タバコ辞める。 →喫煙すると、心筋梗塞の再発率が30%上昇し、1年禁煙すると再発死亡率は半減する。 △ストレスなくす? →これはなかなかコントロールできないよね〜。 ◎メタボやめる。 →食事に気をつける ①塩分は10g/日以下。 塩分は血圧を上げるため心臓の負担が増える。 ②脂肪、コレステロールは極力とらない。 血液中の脂肪が増え高脂血症となり肥満になる。 ③アルコールは控えめに。 少量なら構わないが、飲みすぎると脈拍が上昇し心臓の負担が増える。酒には糖分も含まれており、肥満や動脈硬化の原因にも。 ④カフェインも控えめに。 ⑤食物繊維をとる コレステロールの吸収を抑える。 ⑥ビタミン・ミネラルをとる 身体に害を与える活性酸素を取り除く 運動も来週のリハビリテーションの先生にいろいろ相談してみようと思います。 ◎ウォーキング →心拍100/分程度の有酸素運動をすることで、弱った心肺機能を回復してゆくことができるそうな。また有酸素運動で動脈硬化にも大変有効だそうな。 再検査は「半

やっぱり変だよ日本の営業 by 宋 文洲

1.書籍名:やっぱり変だよ日本の営業 2.著者名: 宋 文洲 3.目的:営業の幅を拡げるため 4.書評:出版当時、トヨタをはじめとする改革派の経営者達の注目を集めた本のようです。 「押込み営業」「足で稼ぐ営業」「人柄/人情で売る」「顧客は神様」等の「日本式の営業美学」や「精神論」を真っ向から否定しています。 「モノづくりへの過剰意識」「過剰サービスの偽善」が日本の経営を蝕んでいると警告しています。 あらためて世界標準の素直な営業について考えさせられました。 5.おすすめ度:★★★★(5段階評価)

「経験学習」入門 by 松尾 睦

同じ経験をしても、人によって成長の度合いが違うのはなぜなのか? 著者(神戸大学大学院 経営学研究科の教授)は、「挑戦し(ストレッチ)、振り返り(リフレクション)、楽しみながら(エンジョイメント)行動すること」に違いがあると言っています。 本書では、成長のメカニズムについて詳しく解説し、「成長の差がどこから生まれるのか?」「どうすれば。より成長できるのか?」等について、実際の調査やビジネスマンにとって身近な具体例を用いて解説しています。5-6章では、実用的なOJTや、チェックリスト等、ビジネスに即利用できるツールまで紹介されており、実用性満載です。 最近の経営学はメチャクチャ実用的なんだと、驚きました。 【要約メモ】 第1章 成長とは何か -自分への思いから、他者への思いへと視点を広げる 成長には、能力的成長と精神的成長がある。 プレイヤーとしての成長とマネジャーとしての成長は異なる。 成長し続けるためには「学びほぐし(アンラーン)」が必要になる。 第2章 経験から学ぶ -「良く考えられた実践」が成長を促す 人は、直接経験と間接経験から学んでいる。 経験は与えられる側面と、自ら創り出す側面がある。 人は、経験学習サイクルを回すことで学んでいる。 よく考えられた実践は、経験学習サイクルを活性化させる。 第3章 経験から学ぶための三つの力 -挑戦し、振り返り、楽しむための方略 ストレッチ:足場形成 挑戦のための土台作り 周囲の信頼を得る できることをテコに挑戦 →「ストレッチ」は、挑戦的な課題に取り組むことだが、実際の職場では仕事を選ぶことはできない。 優秀なマネージャは、むしろ高い目標に挑戦するための足場づくり、つまり挑戦の準備作業をしていた。足場ができれば、めぐってきた挑戦をとらえることができ、仕事を引き受けることができるから。 リフレクション:進行形の内省 行為の中で内省 他社からのフィードバック 批判にオープン →「リフレクション」とは、自分の行動や経験を内省し、振り返ること。 優秀なマネージャは、過去にこだわったり、閉ざされた中で内省するのではなく、進行形の内省をしていた。つまり、行動の最中に内省したり、内省材料であるフィードバックを他者からも

インフォーマル組織力 by ジョン・カッツェンバック, ジア・カン

著者はマッキンゼーからブーズ・アンド・カンパニーと40年以上に渡り、組織とリーダシップに関して研究している米国では著名な人なのだそうです。 といって、決して難しく書いてある本ではなく、グングンと読み進めることができました。 「俺、40年やっててさ、これに気がついたんだけど、そうだと思わないか? だよな?だろ?」みたいな風味で、いい感じで腑に落ちます。 ・様々な局面に対して「フォーマル」と「インフォーマル」を柔軟に組み合わせて、最大限の利益が得られるように行動しよう。 皆んなでクリエイティブにルール違反しようよ?! 生真面目に公式ルールだけに基づいて仕事するだけじゃ楽しくないし、いずれロボットに職業奪われちまうんじゃね? 英語のタイトルの「Leading Outside the Lines」って「ライン外から組織をリードする」って感じもいいですね。 フォーマル:公式ルールやマニュアルに基づく行動、安定成長時代において、成功したパターンを大規模に拡張するのに向く。 インフォーマル:感情・直感や、クリエイティブなルール違反に基づく行動  5.おすすめ度:★★★★★