投稿

8月, 2010の投稿を表示しています

実践!多読術 - 本は「組み合わせ」で読みこなせ by 成毛眞

成毛さんの読書本です。著者は、一般的な読書効果としての「脳のトレーニング」をさらに積極的に推し進めた「賢者の読書」を提唱しています。 夢見る力を養い、常識を疑う力をつけて、モノの見方を多面的にして視野を広げ、アイデアを豊かにするためには、適切な本を選んで多読を心がける、そして並列に読むこと が大切と言ってます。 前半100ページほどに持論が書いてあり、後半は書評というスタイルの本です。ヒントになると思えることがいくつもありました。 ・何百万年前の地質学の本の次に、十九世紀のパリの習俗の本を読む。その次にはアフリカの貧困問題について読み、さらに気候変動と人類の歴史の変遷について学ぶ。そのようにして意図的に乱読をすることで、自然と脳のいろいろな部分が鍛えられるはずだ。多角的な思考が身につき、視野が広がる。脳の使われる領域の切り替えも早くできるようになる。自分のアイデンティティは深まるのだが、近視眼的にならずにすむ。自然科学や歴史など関するさまざまな仮説を紐解くうちに、自然と常識を疑う癖がつく。そして、必然的に夢見る力が養われるはずだ。 ・自分の立ち位置を変えることができるようになる。だから、複数の視点を持てるようになる。さまざまな立ち位置から、今自分が抱えている問題を眺めることもできるし、より簡単に、相手の立場に立つこともできるようになる。 ・軍事本を使って、合理性と戦略論を学ぶ - マーケティングは第二次世界大戦時に発達したオペレーションズリサーチから派生している。そもそも軍事は科学よりも合理的で、軍事作戦であるから非合理なことは絶対に行わない。 ・「賢者の読書」で準備して、人生のサイコロを振ろう - 運というのは確率論に支配される世界かもしれない。基本的にサイコロのアナロジーが使えるかも知れないのだ。そこでは、サイコロを振る回数を増やすことが重要になってくる。勝ちも来る。負けも来る。その回数をできるだけ増やして、買った時にはそれを大事にし、負けたときにはくよくよせずに忘れてしまうこと。良質の本を読むのもそうであるし、社内にだけ留まっているのではなく、社外の人たちと勉強会などを行うことも、サイコロを振っていることになる。取引先のエライ人に会う、親の友人たちと話をさせてもらう、講演会を覗いてみる、旅行もいいが、じつのところ昔ながらの人脈作りが一番

小さなチーム、大きな仕事 by ジェイソン・フリード他

この本は、面白いですね。痛快です。「うんうん。そうだそうだ!」と頷きながらワクワク読んじゃいました。 先入観や既成概念をぶち壊して成功している中小企業「 37signals 」が実際にやっていることが 「真似できるもんなら、やってみな?」 と、そのまま書いてある感じです。 ヒントがいっぱい詰まってます。「こういう風に痛快にやってみたいなー」って思うはず。 抜き書きします。誰しもきっと読んでみたくなるはず。 <見直す> ・計画は予想に過ぎない - 制御できない要素が沢山あるのに、計画しただけで制御した気になってないか? ・会社の規模なんて気にしない - 持続的で利益の出るビジネスをやってるなら、大小関係なく誇るべきことだ。 <先に進む> ・世界にささやかに貢献する - 胸を張って、誇りを持って働けることをしよう。 ・あなたに必要なものを作る - 自分が使いたいものを作れ。それが最も単純で確実。 ・外部資金は最終手段 - まず投資家の顔色を見るようになって、自分のコントロールを失うよ。 ・新興企業でなく企業で始めよう - 利益なしでマイナスからスタートするのが当たり前だと思い込んでないか? < 進展 > ・中途半端な製品でなく、半分の製品 - 全部実現しようとするな。削って削って中核だけやれ。 ・キュレータになれ - 自分たちの信じるものをドンドン啓蒙しろ。 ・ツールよりも中身が大事 - ヴァン・ヘイレンと同じギター持ってもヴァン・ヘイレンにはなれないよ。(実際この例えで書いてあるw)ヴァン・ヘイレンはどんなギター弾いてもヴァン・ヘイレンの音になる。 ・いま、始める - アーダコーダ待ってても、良いタイミングなんて来やしない。いまやれ。 < 生産性 > ・やめたほうがいいものを考える - なぜ行うのか?/どういった問題を解決するのか?/これは本当に役に立つのか?/なにか価値を加えているか?/それは行動を変えるのか?/もっと簡単な方法はないのか?/かわりに何をすることができるのか?/本当にその価値があるのか? ・邪魔が入る環境では生産性は上がらない - 割り込みや中断の繰り返しでは、生産性なんかあがらない。 ・睡眠を取ろう - 頑固になる/創造性が枯渇/士気の低下/短気になる/間違った判断 ・会議は有害 - 可能な限り少人数で/明確な議題を設定/具体的な

読みかけで積み上がってる本リスト

最近は、blogやTwitterで気になった本は、躊躇せずAmazonnでポチっています。 まだまだ読書力が足りず、全然消化できてません。とにかく消化するぞ! 【読みかけ/手付かずの本リスト】 7つの習慣 by スティーブン・R・コヴィー  -無料公開でプロローグを読んで、こりゃ読むしかないゾと。 マネジメントエッセンシャル版 by ドラッカー  -もしドラ読んだ勢いで買ってみたが、内容が50倍位以上あるので、消化不良ぎみ。 仕事漂流 by 稲泉連  -確か酒井穣さんのメルマガで紹介されてたので、速攻でポチッた。 Born to Run by クリストファー・マクドゥーガル  -読むと走りたくなるらしいので試してみる。 実践!多読術 by 成毛眞  -成毛さんの本は、すぐ読めそう。  読んだ。 春宵十話 by 岡潔  -数学者のエッセイスト。もの凄く博識。よき日本とは?直観とは?生来の日本を思い出してみる。 読了 人間の建設 by 岡潔、小林秀雄  -岡潔さんでもう一冊買ってみた。 人材の複雑方程式 by 守島基博  -日本企業はなぜ人材が育たないのか?すっきりした本だけど、難しい内容。  読んだ。 決断力 by 羽生善治  -棋士の決断力とは? 中国人を理解しないで生きて行けない日本人 by 孔健  -中国で仕事したいので!  読んだ。 経済学はこう考える by 根井雅弘  -社内MBAに向けて 経済学は死んだのか by 奥村宏  -これも社内MBAに向けて 傷はぜったい消毒するな by 夏井睦  -タイトルに釣られてみた。  読んだ。 項羽と劉邦(上) by 司馬遼太郎  -読んだこともないので、司馬遼太郎さんも読んでみようと。 インターネット新時代 by 村井純

家族全員iPhoneとなりました!

イメージ
  息子用に予約してたiPhone4が入荷し、ついに家族4人全員がiPhoneユーザとなりました。 この美しくスムースなユーザインタフェースを知ると、子供たちにも本物を触らせておきたくなりますよね? 毎月のソフトバンク料金も馬鹿になりませんので、Twitterで孫さんにお願いしてみました。 今のところ「検討します」も「やります」も反応はありませn

グーグルAdSenseから振込(゚∀゚)キタコレ!!

なんかグーグルインク(Google Inc.と思われ)から振込が来ました。 ***************************** 以下の振込入金がございましたのでお知らせいたします。 入金口座: ** 支店 残高別普通(総合) 口座番号**** 入金日 : 平成22年08月23日 金額  : 55円 内容  : 振込 グーグルインク ***************************** AdSenseの売上が千円になって、口座登録ができるようになったので 手続きをしたのですが、その時に「口座を確認するために少額振込をする」 ってあったので、それだと思われます。 このあと自宅宛に書類が送らられてきて、そこに印刷されている 「PINコード」をサイトで登録すると手続き終了みたいっす。 とにかく、受け取りを体験させ、「頑張って働けよー!」って 経験させるプログラムのようですね。(;´Д`)

これで普通盛り?!

イメージ
渋谷にある ナポリタン屋さんのナポリタン(これで普通盛り)です。 このお店、地下にあるので目立たないですけど、いつも階段に待ち行列です。 味はウマいです!ソーセージもどっさり、ピーマン、玉ねぎもいっぱい入ってホントにウマいっす。 でもね、普通盛りでも多すぎるので、私は普通と小盛りの間にしてもらいます。(350g位) 普通盛りは、カロリーは怖くて計算してませんが、ラクーに400gはあるので、900k/cal位はありそうかも(;´Д`) いい歳になってきたので、2年ほど前からカロリーと脂質に気をつけて暮らしてるので ここの大盛りとか見た目も恐ろしくて、挑戦する気になれません。

ヒビ割れたiPhone4

イメージ
時々見かけるiPhone4の割れた裏面;; おっさんが厳選した、超オススメのハードケースはコレ!

グーグルAdSenseさんから「もっとがんばれよー!」メール(゚∀゚)キタコレ!!

先週から自分のブログでAdSenseの実験をやっています。 「どうしたら上がるかな?」という、これはもう 「ソーシャルネットワークゲーム」 そのものです! あれこれ試行錯誤して、遊んでいます。 Twitterだけでなく、Facebook、Googleバズからも導線つけたり 会社のマイクロブログ(Yammerってやつ)からも導線つけたりw これだけでも、目に見えて増えるものなのですね。 そんな時にグーグルさんから下記のメールが飛んできました。 さすがナイスタイミングなBOTですよねw ********************************* サイト運営者様 いつも Google AdSense をご利用いただきありがとうございます。 お客様の収益が、Google よりお支払い方法選択の基準額に近くなりましたことをお知らせし ます。 管理画面に、お支払い方法選択手続きのご案内( ピンク色のボックス)が表示されているかをご確認ください。 表示されている場合は、 お支払いガイド にて手順をご確認いただき 、お支払い方法の選択、 PINの入力などの手続きをしていただくことをお勧めいたします 。これらは今後収益をお受取りいただくための手続きとなります。 なお、お支払いは 10,000 円を超えてからとなります。 お客様の収益性をより高めるため、AdSense では様々な製品をご用意しております。 AdSense 概要資料 をダウンロードしてご確認ください。また、こちらの URL は、転送可能ですので、AdSense にご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、こちらの URL および資料をご紹介の際にご利用ください。 今後とも Google AdSense をよろしくお願いいたします。 Google AdSense チーム ********************************* 「お支払い方法選択の基準額に近くなった」というのは 「支払方法を指定できる基準額の千円までもうちょっとだよ」 ってことでして 実際の支払いは1万円貯まらないとされない ことは、調査済です。 このペースでは、1年かかりそうです。当分はグーグルさん丸儲けなわけですね。(;´Д`)w

グーグルの売上2兆円の秘密を体感する方法!?

「ネット上では言語化できないと、存在してないのと同じ」 「読んだ/知っただけでは学習にならない。実際に使ったり/言語化しないと学習できない」 ほんじゃら 「ともかく、言語化の練習をしてみよう」 とブログを始めたわけです。 お手軽にグーグルのbloggerなんですが、bloggerって超強力だし、知らないうちに、どんどん改良されてゆくんです。 「テンプレートデザイナー」 ブログのデザインを超簡単に変更できます 「Twitterで共有/Facebookで共有/バズで共有」ってメニューで、ブログへの導線増やせます 「ウェブマスター ツール - ダッシュボード」「ユーザー サマリー - Google Analytics」アクセス分析できちゃいます 「収益化」→ブログに広告(AdSense)を付けて、収益化できます 「Google AdSense - レポート」 → 収益管理できます ちょっと前まで苦労してたのが、Twitter+Facebook+バズの3倍の導線で、こんなおっさんのショボイブログでも収益化の実験ができたりするわけです。 ほんで「グーグルはどうやってAdSenseの支払いするんだろ?」って思って調べてみましたら 1000円分貯まったら、振込先登録ができる。 1万円分貯まったら、振り込まれる。・・・・ 「え?w」   「1万円溜まるまでは、タダ働きってこと?!」 グーグルは、こういう一般人のブログとかでもトラフィック集めて200億ドルとか儲けてるんかも知れませんね。(どうりでツールが無料なわけだと) てなことを感じつつ。 でも「1万円分貯めるぞ~!」 ってブログ書いて、集客方法を研究するオッサンなのでしたwww

ネットがあれば履歴書はいらない -ウェブ時代のセルフブランディング術- by 佐々木俊尚

ネットがあれば履歴書はいらない -ウェブ時代のセルフブランディング術- by 佐々木俊尚 今最も乗っているキュレータである佐々木俊尚氏が、ネット時代のセルフブランディングについて、自らの体験や取材を通じて、その重要性や具体的な方法を解説し、社会に起きている革命を解説する本です。 検索エンジンで自分の氏名で検索するのを「エゴサーチ」というのだそうです。 私はニワンゴ社長と同姓同名で、かなり頑張らないと、エゴサーチで自分がひっかからないのですが、それでもかろうじて1ページ目に出てくるようになりました。 この本も参考に、BlogやTwitterで少しでもエゴサーチで目立てるようになりたいと思います。 「ネット上では言語化できない人は、存在しないのと同じ」だと肝に命じています。

iPhone 3Gのデザインへのこだわり

小飼弾さんのつぶやきで知ったネタです。 iPhone3Gのボディの丸みって、とてもこだわりをもって製造されているんだそうです。 (ユニボディと言うそうです)。 詳しくはこちらのblogを御覧ください↓ いまさらながらiPhone 3Gのボディの秘密に気がつきました プラスティックを型で整形し、あの局面を作るために、後で削ってるようです。 なんちゅう手間暇かけとるかと!ジョブズ恐るべし。 徹底的に好きなもん作る姿勢は、恐ろしいほどですね。

迷走する家族「戦後家族モデルの形成と解体」 by 山田昌弘

戦後から高度成長期には「豊かな家族生活」という目標に向かって家族がひとつの方向を向いて生活できていたが、今は目標を見失い、更に先の目標に対しては、誰しもそうなれないということを、各種データで示す本。;; 身につまされながら読みました(´・ω・`)。 夢や希望や元気を失うので、オススメできない本だと思います。 しいて言えば、若い人は、取り返しがつくうちに「かけがえのない長期的信頼」に心して取り組むのもありかも知れません。 「お父さんは好きなことしてお金を稼いでいる、カコ(・∀・)イイ!!ー」位しか、バランスを保つ方法がわかりません。 【かつての家族=豊かな家族生活を誰でも手に入れられた】 夫・サラリーマン、妻・専業主婦(共働きより効率が良かった) 快適なマイホーム(頭金を貯めローンを組む) 子供をより良く育てる(お稽古事や教育費、時にはレジャーも) 実際、高度成長期には、家族生活は徐々に豊かになり、子供もより上の学校に通うこともでき、多くの家族は「豊かな家族生活」に近づいているという実感を持つことが出来た。誰でも少し「努力」さえすれば手に入る見通しが持てた。 【日本家族の現況=目標を見失い、次なる目標は誰しも容易に実現できるものではない】 既に社会全体がある程度豊かになっており「豊かな家族を作る」ための適切な目標が見つからない。代わりに提示される目標は、全ての人が容易に到達できるようなものではないという事態。 豊かな家族生活という到達点さえも実現できなくなり、家族生活が破綻するケースも出現し始めている(まさに我が家がそうです;;)。そして、今豊かな生活を維持している家族でさえ、将来維持できるかどうかわからない。(まさに;;) 悪い意味で、心にグサリと来たところをあげると、泣けてきます。 【家族への帰責=人並みの期待と家族への不満】 家族の期待は「人並みの生活水準が保証される」ことだが、減り続ける収入で将来に希望も目標も持てなくなっている。   夫「人並みに仕事しているのに家事をさせられる」「妻が家事・育児を期待通りにしてくれない」 妻「育児をしているのに、夫が人並みの生活をするのに十分な給料を稼いでくれない」「働きたくないのに、外で働かされる」 子「親がお金が少なくて、必要なものを買ってもらえない」「必要な世話を受けられない」   これらの

「バカの壁」 by 養老孟司

なにせ420万部も売れたという本らしいです。筆者は、様々な例を示して「一元論化する社会」に警鐘をならし「二元論」を提唱し、また「人間であればこうだろう」ということが、普遍的な原理になるのではないか?と問うています。 「人間であればこうだろう」という原理が、世界共通とは思えないですが・・・。この著者の本は、もう少し読んでおこうかと思います。 一冊の本しか読まない人ほど、厄介なものはない。という言葉を思い出しました。私も自分を振り返り、直線的な思考だけでなく、多面的な価値判断ができる人にならねばと思います。 「わかる」と「わからない」の間に「バカの壁」がある。知ってる/見えてるが、知ろう/見ようとしないのが「バカの壁」 「わかる」と「知っている」は違う。 どんな問題でも、答えは必ずしも一つではない。答えがない問題もある。 自分が100%正しいと思っていることでも、50%は間違っている。 経済には「実の経済」と「虚の経済」がある。正しい金の使い方が決まり、これらがきちんと区別されなければならない。さもないと「お金は動いている」と言われ、八つぁんと熊さんの間で、金が回っているだけの「花見酒」となり、挙句、エネルギーは消費され、地球環境は破壊されてしまうのではないか? 原理主義は典型的な一元論、経験的に必ず破綻する。 日本は元々は、800万の神の国だったため単純な一元論は無かったが、近代になって一元論が主流となってしまった。 一元論的に神様を引っ張り出すと、ある方向へ行く時は非常に便利。 都市化し、自給自足で食べる力がない、基盤となるものを持たない人間は、非常に弱い存在となった。弱い彼らは一元論な思考停止が楽なので、陥りやすい。 崖登りは苦しいけれど、一歩上がれば視界がそれだけ開ける。しかし、一歩上がるのは大変。 人間としての常識が、究極的な普遍性ではないだろうか? 安易に「わかる」「話せばわかる」「絶対の真実がある」などと思ってしまう姿勢は、すぐに一元論に落ちて行くことになる。

「いっしょに働きたくなる人」の育て方 by 見舘好隆

人材育成の本です。わかりやすく書いてあり「 仕事に応用できるところがないかなぁ?」と思いながら読みました。 筆者の研究で、教育カリキュラムのしっかりした会社(後述)で学生がアルバイトした場合に、下記の①から③の能力が向上したと言っています。 リクルート ワークス研究所が定義する”社会で働くために必要な「基礎力」” を評価軸として捉え、これらの能力が伸びたかどうか?で評価したとのこと。これがよくまとめられているので書いておきます。 リクルートの人材開発力のヒントでもあるような感じがします。 ①対人基礎力 親和力: 他者との豊かな関係を築く 【親しみやすさ/気配り/対人興味/共感・受容/多様性理解】 協働力: 目標に向けて協力的に仕事を進める 【役割理解・連携行動/情報共有/相互支援】 統率力: 場を読み、組織を動かす 【話し合う/意見を主張する/建設的・創造的な討議】 ②対自己基礎力 感情制御力: 気持ちの揺れを制御する 【セルフ アウェアネス/ストレス コーピング】 自信創出力: 前向きな考え方ややる気を維持する 【独自性理解/自己効力感・楽観性】 行動持続力: 主体的に動き、良い行動を習慣づける 【主体的行動/完遂】 ③対課題基礎力 課題発見力: 課題の所在を明らかにし、必要な情報分析を行う【情報収集/本質理解】 計画立案力:問題解決のための適切な計画を立てる【目標設定/シナリオ構築】 実践力:実践行動を取る【行動を起こす/修正・調整】 ④処理力 ⑤(論理的および創造的)思考力 アルバイト戦力化の人材育成で定評のある「 マクドナルド」「スターバックス」「コールドストーンクリーマリー」が取り上げられています。 マクドナルドは、いわゆる「マックジョブ(誰でもできる単純な仕事)」ではなく、チーム協働をとても大切にしている。 スターバックスでは、GAB(Green Apron Book)カードという5つの価値観(いわゆるクレド)を示すカードが用意されており、他のメンバーがクレドに沿った行いをした時に、メッセージを添えて渡す制度が運用されている。これにより「自らがクレドに沿った行いをする」だけでなく「他の人の行動を見て学ぶ」という両面を効果的に生かしている。⇒実際に渋谷のスタバに行って、グリーンエプロンの人に聞いてみたところ、本当にもらったGABカード

「新書がベスト」 by 小飼弾

時代を読むのがウマい著者らしく、私のような読書ブームに乗ってきた「読書レベル0(ゼロ)」の初心者や「なんとなく読み始めてからの」中級者向けに書かれており、気軽に読書し、少しでも上手に読書ができるようにになりたいなーと思える本だと思いました。 私は「書棚を買って、大人買いして、偏らず、まずは300冊読め!」というのを真に受けて、書棚を注文してしまいました!w 内容は、いつもの@dankogai調で、独断と偏見に満ちていて「たかが読書だよ!」って感じで楽しめます。 【Part1:新書の買い方、読み方】 では、基本的な読書作法について、解説されています。 生き残るために本を読め/読みやすく、持ちやすく、安価で、かつ内容が充実している新書は、知識の宝庫/本を選ぶな/子供に読ませたいなら、まず親が読め/ハードカバーで気になる本は「文庫落ち」してから買うか、捨てるつもりで買え/信者になるな、読者になろう/タイトルや目次で内容を想像する/気軽に読書日記をつける/内容は、どんどん引用して使え!/にわか専門家になってみる。 【Part2:新書を10倍生かす方法】 では、さらに、タイトルから本の出来を測る/ダメ本も味わう/疑うことを楽しむ/洗脳されずに自己啓発本を読む/話題の本とは距離を置く/ジュニア向けの本は楽しい/複数の新書を同時に読む/本で得た知識を活用する/「超」整理法で本を整理する/ウェブを使って本を読む 【Part3:新書レーベルめった斬り!】 では、レーベルごとの傾向を独断と偏見で解説されています。 【終章:新書と電子ブックの未来】 では、iPad、Kindleなどがもたらす世界に触れています。 無限の本棚を手に入れる/私たちは年々賢くなっている/書かねば人にあらず

「人を動かす」 by D・カーネギー

今まで読んだ本で一番大切な本です。この本はオススメです! 「道は開ける」もそうですが、いい歳をして非常識な私には(;´Д`) D・カーネギーは、とてもためになります。 出会うのが、だい~ぶ遅かったなーと、もっと早くに読んでおくべきだったよなーと痛感。 こんなことも知らなかった私は、非常に成長は遅れてるけど、いつまでも成長できる人になりたいと思います。 訴えられそうなのでw要約はEvernoteで何度も読み返します。 【人を動かす三原則】 【人に好かれる六原則】 【人を説得する十二原則】 【人を変える九原則】 【幸福な家庭を作る七原則】

グーグル秘録 完全なる破壊 ”Googled" by ケン・オーレッタ

個人から見たグーグルには、2つの側面があると思います。 ①便利なサービスやソフトウェアを無料で使わせてくれて「ありがとう」という側面。   検索エンジン、Chromeブラウザ、Google日本語入力、Google音声入力、G-Mail、このBloggerブログなど、全部無料で使えます。フリーミアム(有料のフル機能バージョン)でもあれば、大人ならお金も払うだろうに、彼らはあえてそれをやらず、今のところ無料です。 ②私の「プライバシーは本当に守られるんだよね?」とちょっと不安な側面。 Web検索履歴は(消してないので)何年分も残ってるし、G-Mailでは本人が読む前に自動で構文解析してピタリの広告付けてきたり、ブログでも記事内容ごとにピタリの広告(Adsence)を付けてくる。 無料の見返りだとわかってるけど「本当に信じてていいのかな?」ということで、ちょびっと心配でグーグルには関心があるわけで、この本を読んでみました。 上場したグーグルの行く末は、3人の主要株主の意志によって方向づけられるようです。3人の人格や志向性が気になります。 本書は、あまり表に出てこない3人のGoogle経営者象/人柄/考え方や、各種メディアとの関係や、今後の方向性等について、しっかりした取材に基づいて書かれていると思います。まるでドキュメンタリーを見てるような感じで読みました。 印象に残ったところを、抜き書きします。 【グーグルの経営者プロフィール】 サーゲイ・ブリン: 祖父から代々科学者の血統。モスクワから脱出したユダヤ人で、スタンフォード大(しかも奨学生)で1年目で全ての単位を取ってしまうような「ある種の天才」。自己省察が苦手、反骨精神が強く、何事にも効率性を重視する。 データマイニングが専攻で、検索クローラの基本的なアイデアは彼ではないか?と思われる。 ラリー・ベイジ:父親はミシガン大のコンピュータ・サイエンスと人工知能の教授。母親もコンピュータ・サイエンスの修士号をもっており、データベースコンサルタントの前は大学で教えていた。7歳になるまでに兄と共にパソコンに精通していた。一家揃って読書家。際立っておとなしい性格で、悪性のニキビにも悩まされ、ひとりでいることを好む、恥ずかしがり屋、非社会的な少年だったという。8歳で両親は離婚し父親はミシガン大の同僚と再婚した。 何かを